2012年2月18日土曜日

キャブレターの清掃 バルカン編




バルカンのキャブレターの清掃です。


マフラーより黒煙が出て、調子が悪かった車両です。


キャブをばらしてみて点検しましたが、コレといって悪い箇所は見当たりませんでした。


通常のフロートバルブを交換します。





この車両はバルブと共に、フロートとピンのセットになってしまいます。



割高になります。



本当はこのセット交換が望ましいのでしょうが。






このフロートバルブの先っちょ、



ゴムの部分が硬化したりして不調になるケースが結構あります。




他に、ダイヤフラムのOリングがつぶれていたので交換、



キャブ取り付け部分のゴム製のジョイントが、ぶかぶかにゆるくなっていたので、



このジョイントも交換しました。






キャブ本体も超音波クリーナーで清掃して、空気の通路、ガソリンの通路を徹底的に清掃します。


組立てに入り、ジェット類を順次取り付けていきます。



このジェットは一度外した跡があります。



ある程度ちゃんとした工具を使わないと、



画像のようにジェット類をいためてしまうことになります。



特に、真鍮で出来ているパーツは簡単に壊れてしまいます。









で、新品のバルブセットを取り付けていきます。












すべてを取り付けて作業終了です。


車両に取り付け始動、調子いいようです。










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