2011年9月27日火曜日

キャブレターをリフレッシュ SR400カスタム


SRの組み上げもいよいよ大詰め。

せっかくなので、キャブレターを清掃しておくことに。




外側は若干汚れているものの、フロート内はフツーに綺麗。


SRのキャブは小さいので、彩蓮の持っている超音波クリーナーに入ります。


片面ずつひっくり返すことになりますが。





コレを使うとキャブクリーナー無用です。

スロージェットの極小穴の詰まりもバッチリです。

ゴムパッキン等も傷めないため、ドブ浸けOK!








ニードルバルブのセットは交換しておきます。

見た目や、先っちょのゴム部分の異常は無いように見えても、

オーバーフローしてしまう事がちょくちょくあります。


彩蓮では、長期使用したものや、仕入れ車両で使用期間が不明なものは交換します。








もとどうりに組み上げ。

キレイになりました。









2011年9月25日日曜日

メインハーネスの加工 SR400カスタム

メインハーネスの加工に入りました。

いつもどうり、塗装したての綺麗なフレームに、キズを入れたくないので、

マスキングして塗面を保護します。





不要な電装パーツを取り外し、

余ったコードをカット、だぶついたコードはカット&はんだ付け。

延々とこの作業が続きます。


でも、コレがないとハーネスがゴチャゴチャとなり、

全然カッコよくならないんですよね~。








ハンドルスイッチの配線も。

細かい作業で集中力が必要。

疲れます。







で、配線をハンドル内に通し終えたところ。

配線がハンドルの外でぶらぶらしないので、

超~クール。











ハンドル内に埋め込んでこんな感じ。

リベットで固定して完成。

左からホーン、ウインカー、ライト。


これは、後からでも出来る作業なので、後回しにして、

車両価格をおさえたかったのですが、

このハンドルにノーマルスイッチボックスが付くと、

全然スッキリしないのでやっておくことに。











配線、電装関係終了です。

配線は極力見えず、スッキリです。










ハンドルは、コレにブレーキ、グリップ、レバーが付くだけ。
シンプルに仕上がります。




この車両、先日完成しております。
完成を待っていただいていた方、また見に来てくださいね~。

早くも好評を頂いております。
ご質問はメールからでも結構です。
コチラまで!
tencolors21@yahoo.co.jp

件名を解りやすくお願いいたします。
無題や ”こんにちは” ”はじめまして” ”おつかれさまです”は
迷惑メールに回されてしまう場合がございます。

作業場が別場所にあります。
ご来店の際は一度お電話を頂いてからお願いいたします。
確実にお店にいることが出来ます。








2011年9月19日月曜日

組み立て開始  SR400カスタム

塗装も終わり、やっと組み立ての作業に入ります。




エンジンも塗装。
当初は塗装なしの予定だったのですが、全体のバランスを考えてみると、
やはり、エンジンもブラックのほうが、引き締まるなっと。

半ツヤブラックに塗装。







キズをつけないように慎重にエンジンを載せます。







チエーンとスイングアームを取り付け、









リヤホイールを取り付けます。


フロント廻りも取り付け。

ベアリング類に丁寧にグリースを塗りこみ組んでいきます。













だいぶバイクらしいカタチになりました。















もうチョットって感じですが、電装系の処理が待ち受けています。

コレがまた時間が掛かります。





2011年9月18日日曜日

いよいよ塗装作業に SR400カスタム

車体の加工も終わり、いよいよ塗装の作業に入ります。


まずは旧塗装の剥離です。


剥離剤を使うわけですが、市販の剥離剤では


まったく歯が立たず、業務用、強力なのを使います。


ですが、これまた延岡では手に入らず、ネオシティ(都会ね)より取り寄せです。


剥離剤で浮いてきた塗膜をゴシゴシと剥がしていきます。


地味な作業で時間が掛かります。






旧塗膜がだいたい剥がれたところで、ワイヤーカップとサンドブラストを使い、


塗装、サビ等を落としていきます。


これまた地味な作業。


おまけに全身ほこりまみれ、髪の毛はバサバサ。


出来ればやりたくない作業ですね。


でも、やらなきゃいいものは出来ません。













塗装の下地が出来たら、サビ止めと、ファンデーションのプラサフを吹きます。


以前試したところ、このプラサフのあるなしではサビの発生がまったく違います。


どうしても予算的に安く仕上げたい時はこのプラサフを省くと安く出来ます。


あっ! この車両も安く仕上げんといかんかった!




乾燥後に水研ぎして、ブラックを吹きます。

















SRのオイルタンクのキャップ。


しっかり閉め込んでいてもオイルがにじむときは、


このコルクみたいのを交換すると直ります。











だいたい100円ぐらいかな。









このSRは別に滲んでいたわけではないけど、つぶれていたので交換しておくことに。





只今1人でお店をキリモリしております。
作業場が別場所になっていますので、
ご来店の際は一度お電話を頂いてからお越しください。
そのほうが確実です。

http://sairen-jp.com/












2011年9月17日土曜日

全体のスタイル SR400カスタム

お買い得SR400カスタムの全体のカタチが決まりました。


ハンドルからタンク~シート~リヤフェンダーまでの


ラインに気をつけて、バランスをとりました。




タンクは納まりがもう少し欲しかったので、


再度加工。


またもや時間を食ってしまいました。









リヤタイヤを強調するよう、フェンダーは短めに。













時間を掛けてしまったハンドル。
そのおかげ?で、ナローでスッキリしたハンドル廻りに。


これから細部の加工で、ばらしてからの作業です。





30分後。
細部の加工が終われば、塗装の作業に入ります。













2011年9月12日月曜日

ハンドル内埋め込みスイッチ SR400カスタム


ハンドル廻りをスッキリさせるのに、ノーマルのスイッチボックスを取り外すのは有効な手段。

でも、ハンドル廻りがスッキリしても、スイッチを他に移すとなんか不便。




そこで中間的なものが、ハンドル内にスイッチを埋め込むというもの。

このスイッチはホーン、ウインカー、ライトの3つのスイッチが使えるというもの。

作りました。

コレをハンドルに埋め込み、配線をハンドルの中を通して、下の見えないところから出す。

こうすればスイッチは付いてるのに配線が外になく、とてもスッキリしたハンドル廻りに出来ます。





ハンドルに穴あけしますが、とても小さなものなので、慎重に作業します。





ステンレスで作ったハンドルなので、ドリルからきびしそうな音が上がります。
油を丁寧に差しながら作業。





これからスイッチに合わせて削っていきます。

ステンレスなので削るのも大変です。









で、うまく削り、ハンドルに合わせてみるとこんな感じ。

ノーマルのデッカイスイッチよりも全然スッキリでしょ?


しかし、またもや時間を食ってしまいました。

大幅に時間オーバーしています。


最初はノーマルスイッチボックスを使って車両価格をおさえていくつもりでしたが・・・。

ハンドル廻りは後からでも加工、交換できるので。


でも、スッキリしたハンドルになりますよ。


2011年9月7日水曜日

あるとないとでは・・・

コレ、耳栓です。

ただの耳栓です。

でも、コレが大事なんです。

グラインダーで作業する際には必ず使っています。

”メンドクセー事やってんな~”

なんて思う人もいるかと思いますが、

コレがあるとないとでは、疲れ方が全然違うんです。

耳がキーンとなるのを防止するだけかと思いがちですが、

疲れ方にも関係アリと彩蓮は思っています。


使ってないヒトは、一度使ってみてください。

その日の作業があと1時間がんばれると思いますよ!?







時々、ゲ〇に行きDVDを借りるのが楽しみの1つの彩蓮。

ひさびさに面白いなと思ったのがコレです。

彩蓮は映像やスケールにお金を掛けた映画よりも、

ストーリーが良く出来ている物が好きです。


他にオススメなのが、トムクルーズ主演の”バニラスカイ”。

好みは分かれどころかと思いますが、なんか好き。








2011年9月5日月曜日

こ~んなかんじ SR400カスタム

只今製作中のロープライスSR400カスタム。



パーツをちょこっと乗せてみてこんな感じ。



エンジンはグラインダーの鉄粉等でよけいな汚れが付かないように、



布をはっています。






だいたいイメージどうりでいいようです。





















できるだけ時間をかけずに作って、



低価格で仕上がるように考えているのですが、



”ココをこうすればよくなるなぁ”



”あそこをああすれば仕上がりがよくなるなぁ”



と、仕上がり優先して作ってしまっています。



ここまで予定以上に時間が掛かってしまっています。



































しかし、9月に入っても涼しくなりませんね~。

彩蓮の作業場は決して恵まれてる環境ではないので、

今でもお昼には36℃。



汗だくどころか、も~ろ~としてきます。



こんな風に汗まみれ、鉄粉まみれ、やけどをしたり、

血を出たりして作っている彩蓮の車両。




彩蓮は、お客さんに納得して喜んでもらえるものを作れるよう、

ガンバリマス!


















2011年9月3日土曜日

エンジン始動が困難 スティード400



エンジンの始動が困難なスティード400。

掛かりそうで掛からない。

いろいろチェックしてみて、最終的にキャブ?かなと。





フローとカバーを開けてみてもいたってフツー。


汚れらしい汚れ、詰まりもありません。






バキュームピストンも引っかかりなくスムーズに動き、破れもなく問題ありません。

破れは始動には関係ありませんが、コレが破れて交換になると、一個7千~8千円したと思います。








エアーカットバルブも問題ありません。



そして、チョークを外していると、リヤ側が固着?  抜けません。
なんで?  コレが原因か?


隙間からキャブクリーナーをシューして数分。
イヤイヤ言いながらも抜けてくれました。

クリーナーで丁寧に清掃して仮組みしてみると、今度はスムーズに動きます。









せっかくキャブを外したので、すべてのパーツを清掃しておくことに。
別に汚れているわけではないけど一応ね。


もとどうりに組みつけて、セルスイッチをポチッ!
キャブまでガソリンが回ってきたら、チョークを引かずとも一発始動!
吹け上がりもバッチリ。
やっぱりチョークが原因だったようです。
チョークが引かず戻らずビミョーなところだったのかな?