2013年6月22日土曜日

スイングアーム ピポットシャフトの焼き付き SR400 SR500 彩蓮のブログ

 
SR400のカスタム前の点検整備です。
 
さっそく、不具合発見です。
 
例のピポットシャフトが抜けません。
ジャッキアップしてリヤタイヤを左右に振ってみると、大きく振れます。
 
ムムムッ! これは厄介な予感がします。
 
 
 
 
あらかじめ言っておきます。
 
抜けないからといって決して叩かないでください。
 
シャフトの頭が簡単に潰れてどうもこうもできなくなってしまいます。
 
プラハンで軽く叩いて、動かなければそのままバイク屋さん、または彩蓮まで。
 
 
 
 
 
これは焼き付きが激しく、ここまで抜くのに、数時間格闘しています。
 
じかし、費用を最小に抑えようとするとこの方法しかありません。
 
 
 
 

 
やっとのことで抜けました。
 
久々に大変な抜き取りの作業でした。
 
これは定期的にグリスアップしておけば起きることのないトラブルなので、
めんどくさがらずにちゃんとメンテナンスしておきましょう。
 
ただし、ベアリングは消耗品です。摩耗してきたら交換です。
 
 
 
 



 
外れたスイングアーム。
 
ベアリングはボロボロ、そして

 
カラーも激しく摩耗しています。
 
ベアリングはもちろん、カラーも再使用できません。
 
 
 
 

 
スイングアームからベアリングのベースを抜き取ります。
 
これもまた焼き付いておりなかなか抜き取ることができません。
 
 

 
このベアリングは反対側から叩き出すことができないので、
特殊工具でしか抜き取りできません。
 
 

 
抜けたベアリング。
 
ボロボロです。
 
 

 
スイングアームを綺麗に洗浄したら、新品のベアリングを打ち込みます。
 
このベアリング、今度のオーナー様にはかわいがってもらえそうです。
 
 
 
 
 
 

作業場が別場所になっております。
只今、作業場での作業が多くなっています。
ご来店の際は一度お電話を頂いてからお願いいたします。
確実にお店にいるようにいたします。
 
 
 
 
彩蓮 <サイレン>
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